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二十二会演劇作品 パフォーマンス
「目に殴られた」

二十二会演劇作品 パフォーマンス「目に殴られた」

「○○」を目でとらえたとき、

「○○がある」
「○○が目に入る」
「○○を脳が確認する」
「○○に体が反応する」

が、同時に起きています。

しかし、「ある」のに「目に入っていな」くて「脳が確認」していなくてでも「体が反応する」だとか、「ある」のかないのかよくわからないけど「目に入って」いて「脳は確認」できなくて「体が反応」しないだとか、それらは、同時に起動しないときもあるのです。
そういうときに体の上を蠢く感触を作品にしました。          (二十二会)

※本公演はイヤホンをつけて視聴する、観客ひとりの演劇作品です。




「目に殴られた」@22:00画廊 from Mai Endo on Vimeo.撮影:眞島竜男


日時2014.1.17( 金 )-19( 日 ) / 1.24( 金 )-26( 日 ) / 1.31( 金 )-2.2( 日 )

時間13:00 - 22:00(予約制です。タイムテーブルより、ご希望の時間帯をお選びの上、ご予約ください。)

料金800円
   特別チケット1500円(特典付)

会場22:00画廊

住所東京都小平市小川町1-776-18
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この演劇ではいかなる事態が巻き起こっているのか。
それはまず、私たちの方位を拘束することによって視野の中心/周縁を分節化する。しかしこの劇でなされる出来事は、単に感覚器官としての知覚(外的な目)に対する介入にとどまらない。身体の外部にあるはずの「赤い点」は「見続ける」という強制性によって、次第に線遠近法の消失点のごとく私たちを空間的かつ心的にも支配する。言い換えるならば、私たちの身体は、全体を見ることができない「部屋」のなかで「赤い点」との内的な契約を交わしていることになる。よってクライマックスにおける「赤い点」への介入もまた、身体の一部位に対するメタファーにとどまらないだろう。むしろここでなされていることは、ふたつの内的な極限(「赤い点」と「わたし」)とそのあいだを他人にさらすといった心理劇の様相を呈している。

粟田大輔(美術批評)




演劇の外部? いや、外部と思った時、それは常に内部なのだ。そんなことは常識だ。
しかし、だからといって内部に安住するばかりでは、何も変わらないし、何かが新たに始まることもない。
二十二会が取り組んでいるものが、果たして演劇なのかどうか、そう彼女たちが呼んでいるのかどうかも、私は知らない。
だが、私が体験した『目に殴られた』は、確かに演劇であったと思う。
だが、それは演劇という営み/試みを、知覚の束による作動/作用にまで還元し、観客の立場に置かれた者を観客であるがゆえの不確かさへと開放し、それでいていつのまにか物語/説話/叙述的な何かさえ紛れ込んでくるという、奇妙な、だがきわめてアトラクティヴな体験だった。
それは奇妙だが、しかし同時にどれもこれも演劇の本質を射るものでもある。
重要なのは、アイデアなのだ。この言葉を軽くみてはならない。発想の変換だ。
芸術の外部? そんなものはない。だが演劇であれ芸術であれ、外部を志向することにのみ、意味がある。
二十二会は、外に向かっている。

佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)




では、私はなんだったのか。
囁かれた言葉は偽りだったのでしょうか。 
視界にあるものに集中すれば、それは演じられるでしょう。 
私は何者なのでしょう。 
演技なのでしょうか? 
手先がだんだん冷たくなる。
あの女の子、笑顔で勧めてくれたけど…、私どうなっちゃうんだろう、演劇なんて言って、ようすがおかしい。

河口遥(22:00画廊オーナー)



会場風景

演劇を観るため、待つための部屋の様子です。

撮影:寺川秋穂
「目に殴られた」 「目に殴られた」

こちらは特別チケット(1500円 特典付)です。録音されたカセットテープ。
ジャケットには一点、一点、二十二会の女優、遠藤麻衣の手描きドローイングと演出家、渡辺美帆子のていねいな文字が施されています。
みんな違う絵です。numberingも。果たして、テープの内容は・・・。
二十二会〈目に殴られた〉初めての試み。
ご希望の方は着払い(80円)での郵送もいたっております。ぜひ、お問い合わせください。(info@2200gallery.com)





<作家略歴>

□ 二十二会 ■ nijyunikai

2013年春 演出家、渡辺美帆子と、俳優・美術家、遠藤麻衣により結成
2013年7月 『目に殴られた』 BankART OPENSTUDIO2013参加
2013年9月 『これが100である』 HAGISOにて
2013年10月  『目に殴られた』 TRANS ARTS TOKYO2013参加
2013年11月 『これが100である』 大分舞台芸術フェスティバル参加 アトホールにて

二十二会HP →https://m.facebook.com/nijyunikai?id=431641610256467&_rdr

 

□ 渡辺美帆子 ■ watanabe mihoko
1987年東京都生まれ。演出家。渡辺美帆子事務所/二十二会主催。2010-2013年青年団演出部所属。2013年清島アパート滞在制作。

(演出作品)
2009年4月「二時間目は体育」上演 @江古田ストアハウス
2009年11月「そうやって放り出されたものに私はいちいち立ちどまる」上演 @王子小劇場
2010年4月・11月 量子力学演劇「光子の裁判」上演 原作:朝永振一郎 @日本大学理工学部・東京工業大学・王子小劇場・アトリエ春風舎
2010年9月「サン・ルイス・レイ橋」上演 原作:ソーントン・ワイルダー @横浜急な坂スタジオ
2011年5月「ヨサブロゥ ~与話情浮名横櫛より~」上演 @松本市民芸術館
2011年5月「小瀧ソロ」上演 @gallery Bauhaus
2011年8月「バーサよりよろしく」上演 原作:テネシー・ウィリアムズ @利賀村リフトシアター・阿佐ヶ谷ひつじ座
2012年2月「点にまつわるあらゆる線」上演 @アトリエ春風舎 
2012年10月「次、誰か、よろしく!」上演 @えだみつアイアンシアター
2012年11月 「Touch me.」混浴ゴールデンナイト!参加 @永久別府劇場
2012年11月「彼らはいかにしてマスクをつけて出歩くようになったのか」@大分アトホール
2012年12月 「Fragmentary descriptions of the dramatic, or a question on possibilities of being dramatic all the time」マムシュカ東京参加@アサヒアートスクエア
2013年2月 「Lost something, if you want to travel」フォレスト・フリンジ@TPAM参加 @BankART
2013年12月「当然の帰結 未必の故意」@山口スタジオイマイチ

渡辺美帆子事務所HP →http://watanabemihoko.com/


□ 遠藤麻衣 ■ endo mai
1984年兵庫県生まれ。俳優・美術家。二十二会。2013年東京藝術大学美術研究科壁画第一中村政人研究室卒業。

(滞在制作)
2013「えだみつ演劇フェスティバル2013」/アイアンシアター(福岡)
2012 BankART Artist in Residence OPEN STUDIO 2013 /BankART(神奈川)
2011「空間内空間外」/中国美術学院(杭州、中国)
2011「what do you see?」 /Bangkok Art&Culture Centre (タイ、バンコク)

(ワークショップ)
2013 「秘密はひとにははなさない」/えだみつ演劇フェスティバル2013(福岡)

(グループ展)
2013「ハギエンナーレ」 /HAGISO(東京)
2013「第61回東京藝術大学・大学院卒業・修了制作展」(東京)
2011「GTS観光アートプロジェクト2011ササクサスplus」(東京)
2011「what do you see?」 /Bangkok Art&Culture Centre (タイ、バンコク)
2011「ゼロダテ大館展覧会2011」(秋田)

(客演)
2013「三月、谷中にて」演出:生田美由紀 /カヤバ珈琲(東京)
2013「the place named」監督:小森はるか /恵比寿映像祭(東京)
2012「次、誰か、よろしく!」演出:渡辺美帆子 /えだみつ演劇フェスティバル2012(北九州)
2012 チェーホフ「三人姉妹」演出:豊永純子 /利賀演劇人コンクール2012(富山)
2011「セックスと長野とイルカ」監督:酒井一樹 /イメージフォーラム(東京)
2009「プロゼルピーナ」演出:坂田ゆかり /演劇・大学09フェスティバルトーキョー(東京)

(ディスカッション/イベント)
2013 土湯CAMP #3「ようこそ常夏の楽園へ」(福島)…遠藤麻衣(俳優/美術家)、後藤桜子(アーティスト/キュレーター)、星野太(美学・表象文化論)
2013 Ideas on the Move: Simulation Room #2 /東京造形大学(東京)
2013 基礎芸術+CAMP 座談会『風が吹き、桶屋が儲かり、そのあとになにが起きるのか? その1』/東京都現代美術館(東京)…(第一部)飯山由貴+遠藤麻衣+関真奈美+田村かのこ+灰原千晶+藤原天生+村田紗樹+百瀬文

遠藤麻衣HP →http://www.maiendo.net/



演劇作品 パフォーマンス「目に殴られた」@BankArt from Mai Endo on Vimeo.


【タイムテーブル】(ーのひいてない時間帯がご予約いただけます)

1/17 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/18 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/19 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/24 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/25 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/26 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

1/31 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

2/01 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30

2/02 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30


【ご予約方法】
30分につき、お一人ご予約を承ります。nijyunikai@outlook.jp(二十二会)または、info@2200gallery.com(22:00画廊)まで、 1.お名前(フリガナ) 2.ご希望日時 3.メールアドレス 4.電話番号を記載の上、メールをご送信ください。 二十二会からの折り返しの連絡をもちまして、ご予約完了となります。


※予約の有無に関してホームページへの反映が遅れる場合がございますので、事前にご確認ください。
※観客ひとりという作品の都合上、ご予約されることをおすすめします。
※3日経っても返信がない場合は、メールが届いていない場合がございますので、お手数ですが再送信をお願いいたします。
※予約なしの来場でも、当日空席がございましたら、ご入場いただけます。